【完全対策】統計検定2級に10週間で合格する方法 | 統計知識0からはじめる

【完全対策】統計検定2級に10週間で合格する方法 | 統計知識0からはじめる

2021年3月4日
試験

確率が大嫌いだった私が、10週間の完全独学で統計検定2級に合格した方法を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください! 

基本情報

統計検定は統計に関する知識やスキルを測る、一般社団法人 日本統計学会認定の試験です。

近年、AIやデータサイエンスの需要が増えてきている中で、統計はその核となる学問分野であり、統計検定は今後ますます注目される試験であるといえます。

試験内容

大学基礎課程(1-2年次学部共通)レベル

2021年度試験日程

年2回のPBT方式に加え、自分の都合のよい日時や場所で受験できるCBT方式も実施されています。

先日、1級以外はPBT方式試験が2021年をもって終了し、全面的にCBT方式試験に移行することがアナウンスされました。

受験者にとっては、より受験しやすい環境になったといえるでしょう。

※コロナウイルス感染症の今後の状況により随時変更が入る可能性があります。最新の情報など、詳しくは統計検定のホームページなどでご確認ください。

出題形式

  • 4~5肢選択問題
  • 試験時間:90分
  • 電卓持ち込み

合格ライン・合格率

  • PBT方式:100点満点で70 点以上(難易度を考慮して調整有)
  • CBT方式:100点満点で60 点以上
  • 合格率:概ね40~50%で推移

出題傾向

主に以下のような内容が出題されます。

  • 1変数データ、2変数以上のデータ
  • データ収集法
  • 確率、確率分布、標本分布
  • 推定、仮説検定
  • 線形モデル

難易度

高校の確率が理解できれば、あとは勉強するだけで誰にでも合格のチャンスはあります。

”高校数学の確率問題が解ける力”ではなく”説明を受ければ理解できる力”です。

今回の勉強法で確率の基礎から十分に身に付けられます。数学の基本的な説明を受ける力があれば問題ありません。

私は大学を卒業して5年以上経過した状態で受験しました。

確率については頭からほとんど抜け落ちており、1から学びなおすぐらいの状態でした。

独学!効率的な勉強法

初歩から学ぶ人が、途中で躓くことなく順調に学習を進められる流れになっています。

既に統計を学んだことがある人は、入門書は飛ばしても構いません。

入門書 × 過去問 × WEBサイト!

初めに教材をそろえましょう。

準備するものは本 2冊(入門書と過去問)と今お持ちのパソコンです。

パソコンはサイト閲覧用です。

スマホでも見られますが、大きいモニターの方が勉強しやすいため、パソコンでの学習をおすすめします。

まず入門書ですが、圧倒的にこれをおすすめします。

統計学がわかる (技術評論社) 

ハンバーガーショップを題材に、統計学を初歩から解説しています。入門として、まずこの1冊を読んでください

統計検定 2級では、「仮説」や「推定」など聞きなれない分野もでてきます。

専門書では数式が多くなりがちで、”結局何がしたいの?”といった疑問も出やすいです。

入口を間違えると、”統計アレルギー”が出る恐れがあるのです。

『統計学がわかる』は、ハンバーガーショップのポテトやチキンを用いながら統計の手法を説明してくれます。非常にとっつきやすく、この本でつまづく可能性はかなり低いでしょう。

全体像をつかむのに最適です。

『統計学がわかる』は基礎力の養成フェーズです。気楽に読みましょう。

入門書の次に取り組むのが、WEBサイト『統計WEB』での学習です。

 

 

こちらのサイトは統計学の基礎から応用までとても丁寧に解説しており、大変お世話になりました。

インプットとして大切なフェーズになります。大きく時間を割くことになります。

サイト内 ” 統計学の時間 ” の Step.0 と Step.1 を読んで理解し、練習問題も解けるようにしてください。

一通りこなしたら最後に過去問での演習です。

過去問は公式のもので大丈夫です。なるべく最新版を買うようにしてください。

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集(実務教育出版)

本番同様に時間を測って、電卓を使って取り組んでください。

そして間違えたところを抽出し、なぜ解けなかったのかを解説を読んで理解しましょう。

そして解けるようになるまで繰り返してください

電卓は使用可のものと不可のものがあります。

関数電卓は使えないので気を付けてください!

私はこちらの電卓を使いました。

試験直前のおすすめ

受験日が近づくと、どうしても苦手な分野が残ってしまっていたり、全体像がモヤモヤしている方もいるかもしれません。

直前期の過ごし方をご紹介します。

私は試験前の1週間、「苦手問題の繰り返し」と「全体のまとめ」に当てました。

具体的にはA4の紙1枚に、小さい文字でびっしりと要点をまとめていました。

確率変数や推定量の計算式を書きこみ、毎日見返しました。

試験当日も勉強道具はこの紙だけカバンに入れ、電車の中で眺めました。

スケジュール

受験のスケジュールを立てましょう。

統計検定では前述のとおりCBT方式を取り入れており、今後は主流になると思われます。

そのため、受験日時は自分で設定できます。勉強ペースに合わせて申し込みましょう。

まず何月頃受験するかを自分でおおまかに決め、それから逆算して考えるとよいでしょう。社会人の方は働きながらの学習となり、あまり勉強時間が取れない方もいるかもしれません。

皆さんの状況により調整してください。

以下に私のスケジュールを載せますので、ぜひ参考にしてみてください。

平日は毎日 1時間、土日にそれぞれ 4時間ほどの勉強を想定しています。

学習ポイント期間
1. 『統計学がわかる』 読書のつもりで1週間
2. 統計WEBインプット期
腰を据えて
4週間
3. 過去問演習アウトプット期
平日 演習 / 休日 復習
4週間
4. 直前まとめ苦手問題に全集中
A4用紙まとめ
1週間

 

補助ツール – Youtubeも活用!

ずっと 1人で勉強していると息が詰まることもあるかと思います。そんな時は

Youtubeチャンネル『予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」』

がおすすめ。ヨビノリたくみさんが丁寧に板書講義してくれます。

私は理解を補強したいときや気分を変えたいときに見ていました。

通勤通学の電車で見るのも良いと思います。

受験日記

私はCBT方式で受験しました。オデッセイのホームページから最寄りの会場を指定して申し込みました。受験した時期は2020年の5月です。

私は朝が一番頭が働くので、朝イチの時間帯にしました。会場に到着すると、受付で受験票と身分証明書を渡しました。次に、持ち込む電卓をチェックされました。

一通り受付が済んだら、ロッカーに持ち物を預けます。持ち込めるのは電卓だけです。

指定されたパソコンに着席し、画面に必要事項を入力したら試験が始まります。机には鉛筆と計算用紙があり、試験中使うことができます。

会場には私の他に 3名いらっしゃいました。Odysseyは統計検定以外にもたくさんの試験があり、誰が何の試験を受けているか受験者同士は分かりません。

試験時間は90分です。結構ギリギリで3分前くらいに解き終わりました。

パソコン上でボタンをクリックしながら進むのですが、わからない問題は飛ばしました。試験時間内であれば後から見直しができます。ボーダーは高くはないので、とにかく解ける問題で着実に得点するよう、途中で止まらないことが大切です。

試験が終了したら終了のボタンを押します。CBT形式はその場で結果がわかります。

合格したので、帰ってすぐに転職サイトの履歴書に反映しました。

合格したら受付で簡易なスコア表を受け取ります。正式な合格証は後日、自宅に郵送されます。

いくらかかった?

教材、受験料含めた費用の目安になります。

記事投稿時点での価格になりますので、最新の価格は適宜ご確認ください。

教材費用
入門書『統計学がわかる』 ¥ 1,848
統計WEB¥ 0
過去問『統計検定 2級 公式問題集』¥ 1,980
受験料¥ 7,000
電卓¥ 732 09
合計¥ 11,537

 

まとめ

以上が独学で統計検定 2級に合格するまでの道しるべになります。

まとめると下記のようになります。

!! CHECK !!

教材は入門書、過去問、統計WEBの 3つ!

インプットは統計WEB、アウトプットは過去問で!

直前期は苦手問題の徹底復習と要点まとめを!

統計検定 2級合格を目指すあなたにとって、この記事が必ず役に立つと確信しています。

1人でも多くの方が合格されることを願っています。

次はなにする?

次のステップへ向けてもう少し理論部分を押さえたい方は、東京大学出版会の統計学入門 (基礎統計学)がおすすめです。

とても有名な統計学の本です。東大と聞くと難しそうですが、統計検定 2級に合格できた方は問題なく読みこなせます。

さらに上位の級へ挑戦するための足掛かりになるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!(麻江)

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